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漢字が苦手な理由と対策まとめ【小学生おすすめの学習方法】

漢字が苦手な理由と対策まとめ【小学生おすすめの学習方法】
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悩んでいる人
悩んでいる人
  • 子どもが漢字が苦手で覚えられない
  • 漢字を効率よく覚える方法をしりたい

小学校の学年が上がっていくほど、お子さんが漢字が苦手だという悩みを見かけます。

学校の宿題でも多い、漢字の書きとり。

確かに繰り返し書いて覚えることは大切です。

でもそれって効率が悪いと思いませんか?

みなで
みなで
そこで漢字の苦手克服法を徹底的にまとめてみました!

本記事では、『漢字が苦手な理由と対策』について解説します。

漢字が苦手になる理由

漢字が苦手な子が多い理由

漢字が苦手になる理由を解説します。

小学生の国語の苦手分野は以下の2点。

漢字
長文読解

↓具体的にいうと…

漢字が覚えきれない
文章の意図を正確に読みとれない

国語の勉強でそんな心配の声をよく聞きます。

漢字が読めないと文の意図を正確に読み取れず、読解力に影響がでます。

読解力をつける前に、しっかり習得することが大切ですね。

 

理由①習う漢字の数が多い

理由の1つめは覚える量が多いことです。

2020年4月から施行された小学校学習指導要領から覚える漢字の数がわかります。

小180字
小2160字
小3200字
小4202字
小5193字
小6191字
全学年1026文字

ひらがなを習得してから入学した子でも、2年生で覚えきれなくなることがあります。

2年生は覚える量が1年生の2倍になり、その分の勉強についていかなくてはなりません。

覚えきれなくなっていくと苦手意識を持ってしまいます。

 

理由②漢字の宿題がつまらない

2つめの理由は小学校の宿題です。

みなで
みなで
漢字の書きとりは定番ですよね。

ノートにひたすら同じ字を書き続けることがつまらなくて苦手というお子さんも多いはず。

練習量をふやすだけの勉強方法は、効率が悪いのではないかという話もよく聞きますね。

宿題によってさらに苦手意識がうまれる前に対策することが大切です。

 

漢字が苦手だと学校の成績に大きく影響する

漢字が苦手だと学校の成績に大きく影響する

漢字が苦手だと成績に大きく影響する理由を解説します。

漢字は国語で重要な学習項目

漢字は国語で重要な学習項目です。

それぞれの学年でしっかり学習できるように、テストや宿題も多く出ます。

ですので国語の成績に直結すると言っていいでしょう。

そのためにも苦手意識を早めになくすことが大切です。

 

国語以外の成績にも影響する

国語以外の成績にも影響してしまいます。

その理由は以下の2点。

問題自体が読めない
問題の意図を読み取れない

問題自体が読めなくて理解できない。
もしくは問題の意図を読み取れなくなります。

国語力がないと、他の科目もできないという話を聞いたことはありませんか?

国語力は全ての教科の基礎です。

 

漢字が苦手な子の効率的な学習方法

漢字が苦手な子におすすめの効率的な練習法

効率よく学ぶ手順は以下のとおり。

  1. 漢字の読みから理解する
  2. 漢字1文字を丁寧に書く
  3. 3~5単語ずつ繰り返す
  4. 即答できるまで続ける

それぞれくわしく解説します。

①漢字の読みから理解する

読めなければ書くことは難しいです。

確実に読めるようになってから、書く段階に入りましょう。

読みは文や熟語だと覚えやすいです。
読むときは発声して覚えるようにしましょう。

目と耳を一緒に使うと覚えやすいよ!

 

②漢字1文字を丁寧に書く

読めたら書きに入ります。

  1. 書く前によく観察する
  2. お手本を見ずに1文字書く

大きく丁寧に一回だけ書きます。

とめ・はね・はらい』にも気をつけて書きましょう。

思い出せなかったらお手本をもう一度しっかり確認します。

間違えて覚えると直すのは大変です。
ここで丁寧に確認しましょう。

 

③3~5単語ずつ繰り返す

②に慣れたら繰り返し練習を始めます。

  1. 3~5単語ずつ書く
  2. 書き終わったら20分時間をあける
  3. もう一度書く

例えば『朝・楽・姉』を覚えたい場合。
熟語の『朝日・音楽・姉妹』で練習します。

朝日→音楽→姉妹、朝日→音楽→姉妹
…と繰り返し書きます。

書き終わったら20分時間をあけてもう一度書きましょう。

なぜ20分後かというと、その理由は人間の脳にあります。

ドイツの心理学者エビングハウスは人は学んだ20分後には42%を忘れてしまうと提唱しています。

忘れそうなときに、もう一度練習することで長期記憶化できます。

 

④即答できるまで続ける

正解できても思い出すのに時間がかかるようならまだ記憶に定着していません。

みなで
みなで
即答できるまで続けましょう!

ただひたすらノートに書くよりも、この手順の方がより早く覚えられます。

 

漢字を覚えるためのポイント

ポイント

漢字を覚えるためのポイントをまとめました。

長文読解と合わせて覚える

熟語や文章の中で覚えるほうが定着しやすいです。

また長文読解は苦手な子も多いので、合わせて学習するといいでしょう。

 

漢字の意味から覚える

意味から覚えることも有効です。

部首にも注目すれば、さらに理解が深まるでしょう。

辞典も意味から覚えるのにとても使えますので、ぜひ取り入れてみてください。

 

普段の生活でも漢字を使う

知っていても、ひらがなで書いてしまうお子さんは多いかと思います。

文章を書くときなど、積極的に使っていくように促してみるといいでしょう。

 

漢字が苦手な子におすすめのアイテムと教材

漢字が苦手な子におすすめのアイテムと教材

漢字を覚えるのにおすすめのアイテムや教材を紹介します。

漢字辞典

漢字が苦手なのに辞典?

そう思われるかもしれませんが、意外と苦手でも面白く読めるんです。

『とめ・はね・はらい』も学べます。
家に1冊あると長く使えて便利ですよ!

 

無料の学習プリント

今は質のいい学習プリントやドリルが無料で印刷できるサイトがたくさんあります。

どちらも丁寧な作りで、ほどよくカラフル。
少量ずつ学習できるので、苦手意識のあるお子さんにも取り入れやすいです。

 

タブレット式通信教育

とにかく勉強を見てあげる時間がない…!

そんな方はタブレット式通信教育がおすすめ。

塾より安価で、漢字の細かい部分を自動で添削してくれます。

小学生の通信教育については『【2020】小学生通信教育おすすめ比較|料金・難易度まで徹底解説』を参考にしてみてください。

タブレット教材もくわしく解説しています。

 

公文式

人気のある習い事といえば、そのひとつが公文です。

たくさんのお話で漢字を自然と覚える仕組みになっているので、苦手な子にもおすすめ。

読解力も一緒に伸ばせます

公文の国語はこちらで詳しく解説しています。
>>公文国語は効果あり!幼児におすすめ【メリットとデメリットも解説】

 

漢字が苦手な理由と対策まとめ

まとめ

『漢字を覚えるのは苦手』

苦手になってしまう理由は何も考えず書き続けることが苦痛だからなのかもしれません。

わが子も最初は書くのが苦手でしたが、小学4年生の今では得意科目になりました。

漢字が苦手な理由
  • 習う漢字の数が多い
  • 漢字の宿題がつまらない
漢字が苦手な子の効率的な学習方法
  1. 漢字の読みから理解する
  2. 漢字1文字を丁寧に書く
  3. 3~5単語ずつ繰り返す
  4. 即答できるまで続ける

お子さんにあった勉強法を見つけるお手伝いができたら幸いです。