- 小学生はどのくらいの時間勉強しているの?
- 塾や通信教育を利用する子はどのくらい?
- 小学生の勉強時間の目安がしりたい
そんな疑問に答えます。
他の家庭の勉強時間ってわかりませんよね。
本記事では小学生の勉強時間の現状と勉強時間の目安を解説します。
- 小学生の勉強時間
- 小学生の通信教育や塾の利用率
- 小学生の勉強時間の目安
小学生の勉強時間ってどのくらい?

小学生の学校以外の勉強時間を解説します。
全学年の勉強時間
学研教育総合研究所での家庭学習の状況の調査から以下のことがわかっています。
全体に着目すると、最も多い勉強時間は「30分~1時間未満」であり、約半数(52.8%)の子どもたちがそれに該当する(中略)次いで多いのは「1時間~2時間」を勉強にあてている子どもで、約4割(40.3%)である。つまり、小学生のほとんどが30分から2時間くらいの間、勉強をしていると言って差し支えないだろう。
引用:学研教育総合研究所
学年全体からみると30分~2時間の間で小学生のほとんどが勉強しているそうです。
30分~1時間未満
1時間~2時間未満
でほぼ半々に分かれています。
学年別の勉強時間
学研教育総合研究所のデータから、学年別での勉強時間の違いを見ていきましょう。
学習内容の変化についても解説します。
小学1年生
小学1年生の勉強時間についてはこちら。
小学1年生の約70%が30分~1時間未満
学校の勉強自体はまだ難しくはありません。
ですがプリント以外にも音読や計算練習などがあり、慣れないうちは大変かもしれません。
小学校中学年
小学校中学年の勉強時間はこちら。
学年が上がる度に勉強時間ものびる
小4までは30分~1時間未満が多数
↓小3からは学習内容も以下のようになります。
理科と社会がふえる
2020年から外国語活動が始まる
そして学校に慣れてくる一方、小3あたりからはギャングエイジと言われる時期に入ります。
小学校の勉強についていけなくなる「9歳の壁」などもあり、注意が必要です。
小学校高学年
小学校高学年の勉強時間はこちら。
小学校高学年は1時間~2時間未満が最多
↓高学年は学習内容が以下のようになります。
2020年から外国語の教科化が始まる
親からの自立の時期でもあり、お子さんが急によそよそしくなることも。
少し離れたところから、上手に親子のコミュニケーションをとりたいですね。
学校以外の勉強をしている子はどのくらい?

通信教育や塾などをどのくらいの子が利用しているか解説します。
通信教育や塾の利用率
同じく学研教育総合研究所での家庭学習の状況の調査から以下のことがわかっています。
約5~6割の小学生が学校以外の学習をしている
半数以上が学校以外の勉強の場を利用しています。
小学生の通信教育が気になる方は『【2020】小学生通信教育おすすめ比較|料金・難易度まで徹底解説』も参考にしてみてください。
通信教育と塾の割合
通信教育と塾の割合について解説します。
小3までは通信教育の利用が多い
小4からは塾の割合が高くなる
中学受験などを視野に入れている等の理由で、小学4年生からは塾の利用率がふえてきます。
小学生の勉強時間の目安と中学受験

小学生の勉強時間の目安について解説します。
勉強時間の目安
小学校の勉強時間の目安はこちら。
学年×15分
↓ここから計算すると…
小1 | 15分 |
---|---|
小2 | 30分 |
小3 | 45分 |
小4 | 1時間 |
小5 | 1時間15分 |
小6 | 1時間30分 |
ということになります。
中学受験を視野に入れている場合
しかしながら中学受験を視野に入れている場合は上記の勉強時間では足りないでしょう。
今の勉強量も足らない。
何と比べてるかというと、中学受験生。
中学受験する子たちは、学校行ってるのに、朝2時間夜4時間くらい当たり前に勉強してる。それでも時間が足らないってなってる。あの子たち、一日で10時間くらい勉強してる。それも、ほぼ毎日欠かすことなく。— たいやき (@taichan_0120) 2019年9月13日
中学受験の勉強時間は、個人差が大きいです。
小学生の勉強時間ってどのくらい?|まとめ

小学生も勉強、遊びと忙しい毎日。
お子さんに無理のない勉強時間で力をのばしていけたらいいですね。
- 学年全体からみると30分~2時間
- 半数以上が塾や通信教育を利用
- 学年×15分が目安
日々の学習の参考になれば幸いです。