- 小学生で勉強できる子の特徴は?
- 小学生の学力差はいつからついてくる?
- 勉強ができる子は学校以外でも学習しているの?
小学校で勉強ができる子になってほしい。
そう願う親御さんは多くいるかと思います。
小学生の学力差がいつからついてくるのかも、気になるところですよね。
本記事では小学生で勉強ができる子の特徴と、学力差の現状をお話しします。
- 小学生の学力差がいつからつくか
- 勉強できる子の通信教育等の利用率
- 小学校の先生からみた伸びる子とは
小学生で勉強ができる子との学力差がつく時期はいつから?

小学生で勉強できる子とできない子、学力差がつく時期はいつ頃なのか解説します。
入学前から広がり始める学力差
私には今年入学する子どもがいます。
入学先はいたって普通の小学校。
入学説明会でこんなお話しがありました。
学校から先取り学習をすすめられて、困惑するお母さんの姿も見られました。
小学校では、ひらがなの読みから学習は始めますがそこに時間はかけませんとのことでした。
数年前の説明会では「名前だけ読めるように」でしたので大きく変わりました。
これはめずらしいことではなく、今ある程度の先取り学習が必要になってきているようです。
入学説明会は1月中旬~2月下旬が一般的です。
入学の1ヶ月前にひらがな習得をすすめられて、そのときまだできていなかったら…。
小学校中学年で明らかになっていく学力差
入学時からついた学力差は中々埋められないだろうなと今の小学生を見て感じます。
ひらがなができている状態で入学していても、苦労するケースもあるからです。
- 漢字が覚えきれない
- 読解力がなく正確に答えられない
算数では以下の点でかなりの学力差を感じました。
- 計算スピード
- 九九の習得率
入学前から始まった学力差が、小学校中学年で勉強が難しくなってくると顕著になります。
小学生で勉強できる子の通信教育や塾の利用率は?

小学生で勉強ができる子の通信教育や塾の利用状況について解説します。
公立中学校へ進学予定
上記2つのケースに分けて説明します。
中学受験を視野に入れている子の場合
中学受験をする場合、成績の良し悪しに関わらず通塾するケースが多いようです。
公立中学校へ進学する子の場合
公立中学校へ進学する場合はこちら。
上位グループの子どもは学習塾(14.9%)よりも通信教育(44.6%)を利用する傾向にある。(中略)こうした結果から、中学受験をしない「勉強が得意な子ども」は、通信教育を利用しながら、自力で学習を積み重ねる力を身につけている子どもであると推察される。
引用:学研教育総合研究所
勉強のできる子の半数以上が、通信教育や塾を利用していることが分かりました。
通信教育については『【2020】小学生通信教育おすすめ比較|料金・難易度まで徹底解説』で解説していますので参考にしてください。
次に、学校の先生から見た学習面で伸びる子の特徴を解説します。
小学校の先生から見た勉強できる子の特徴とは

小学校の先生から見た伸びる子の特徴について解説します。
読書が好きな子どもは勉強ができる子が多い
読書量が多い子は伸びるとよく聞きますよね。
東大生の小学校時代の読書量は、全国平均と比べると6年間で130冊もの差があるそうです。
幼児期の読み聞かせに良い効果があることは周知の事実ですが、読書は小学生にとっても理解力を高める重要なツールです。
本好きであることは、学習面においても重要な効果を発揮してくれることでしょう。
勉強する習慣がついている子は伸びる
勉強はやはり日々の積み重ねです。
勉強の習慣は慣れないうちは確かに大変。
ですが、身についてしまえば理解も深まり集中もしやすくなります。
小学生で勉強できる子って?学力差がつく前に知っておくべきこと|まとめ

勉強については個人差がありますが、データをみるとできる子の傾向がつかめてきますね。
小学校生活は勉強だけではなく、友達との関わりなど大切なことが他にもたくさんあります。
- 入学前から学力差はつき始める
- 勉強できる子の半数以上が通信教育や塾を利用している
- 読書量や学習習慣も大切
お子さんの学習の参考になりましたら幸いです。